子供が父親になつかない!理由から解決法まで徹底解説!
「子供がパパになつかなくって…」という言葉をよく幼児を持つママたちの間で聞きます。
かくいう私の子供、5歳と3歳になりますが、二人もパパより断然ママ!何かパパが手伝おうとしても「パパやだ、ママにして欲しい〜」とよく言うので、ママとしてはせっかく育児参加しようと頑張ってくれる夫の顔も立たせたいし、子供にもパパ!パパ!と自然になついて欲しい…。
でも子供に「パパのこと大好きになって」と言うのも変なこと。最初の子供を授かってから私が考えて実践しているパパのことも大好きになるヒントを少しご紹介したいと思います。ただしこれは、ママへのアドバイスです。
パパはママの代わりにはなれない
これはもう当然のことで、やっぱりひとつの体から出てきて離れて、何もできない状態から24時間365日ひっついてお世話をしてきたのは、ママなのですから動物的な本能で、自分を“生かしてくれている”ママの存在を常に求めるのは必然でどうしようもないこと。
だからパパはママと同じになろうとしなくていいんです!でも、お世話は大事です!これはずーっと夫やおじいちゃんおばあちゃん、親戚や近所の人など子供を取り巻く人たちの関わり方を見ていて面白いなぁと思うのですが、子供は手をかけお世話をしてくれた人のこと、よーくわかっています。
汚いおむつを替えてくれた人、眠るまで抱っこし続けてくれた人、お散歩をたくさんしてくれた人、大泣きしてもそばにいて笑って抱きしめてくれる人…面倒なお世話をしてくれることの多かった人順になつくといっても過言ではないと思います。
もちろん何をしたからっていうのはご家庭で違うと思いますが、最終的に自分を見放さずそばにいてくれる人に安心感を抱くのは、当然と言えば当然でしょう。
ママはこういう人、パパはこういう人
何も自分でできない赤ちゃん期を過ぎて、誰がどういう人なのかわかってきたら、今度はママはママ、パパはパパとちゃんとわからせてあげることが大事です。
どんなに仕事が忙しくてほとんど子供と過ごせないパパだって、ママや子供のために一人、外でお仕事を頑張っているのです。その毎日朝から晩まで頑張る姿、人に頭を下げる姿、努力する姿を家族に見てもらうことができないのが悲しいところ。
そこからはママの腕次第です!ママは子供たちに毎日パパがお家を出てから帰るまでどこで何をしているか、ちゃんと話していますか?
子供が2歳くらいの時、「パパは会社に住んでいて、たまにウチに遊びにきてるんでしょ」と言われたことがあります。これはまずい!やっと私は気づきました。ママ以外に子供にパパって何をしているのかを伝えてあげられる人はいないのです。
あたかもそこにいるようにママが思っていることの大切さ
以来、私はパパのしていることを口に出して子供に言うようになりました。
どんなお仕事をしているかや、今ごろこんなことしているだろうね、お昼ご飯何食べてるかなー?、今日は忙しいみたいだよ、明日は大事な仕事があるからパパ頑張ってねって朝言おうね!とか、寝るときにはまだ帰宅していないから家にはいないけど必ず「パパおやすみなさーい」とみんなで言います。
そうすると子供もパパのことを思い出す時間が増えるし、翌朝、「パパ昨日は…だった?」など話しかけていたり、「パパは私たちのために頑張ってくれてるんだね!」などママが言わなくても自然とパパに話したりしているようです。これはパパも嬉しい。突然大サービスで高い高いしてくれたりすものです。
また、私は意識してパパを優先しているようなことを言うようにしています。もちろん本当はママって子供最優先の脳みそなのですが、「先にパパに見てもらおうね!パパが帰ってからだよ。パパのために取っておこうね」そうすることで子供の中にも父親が家長であること、また親を敬う気持ちも持って欲しいなと思っています。
パパ像、ママ像を夫婦で作ろう
そうすると、パパも子供の前でママをほめてくれたりします。「ママは知らないところでこんなことしてくれてるんだよ、ママはすごいね」。なんというプラス効果!
子供がなつかないと嘆く前に、そばにいる時間が少ないゆえなら、いくらでも夫婦で補えるのでは?
子供の中に「パパ像」ができるのをママが少しお手伝いすることで、パパのことをもっと知りたい、パパと遊びたい、パパに何かしてあげたいという気持ちって自然に芽生えてくるものだと、私は思っています。
大切なのは、パパがイクメンかとか子供と遊び上手かどうかだけではなくて、子供の心の中に“自分のことを大事に思って愛してくれるパパがいるんだ”という暖かい気持ちを灯してあげることなのではないでしょうか。それができるのは、ママしかいないと思います。
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