子供の習い事は週何回がおすすめ?何を基準に決めたらいいの?
最近は、何も習っていない子供が珍しいくらい、多くの子供たちが何かしらの習い事をしています。
多ければ、ほぼ毎日!という子供もいるようですが、子供にとって、『遊び』も大切な学びの場。
また、「学校の勉強や宿題は疎かにならないの?」という心配もあるでしょう。
我が家は娘2人共が、週3回の習い事に通い、それと並行して、日曜日以外は学校のクラブにも在籍しています。始めるときに、我が家がどのような方向性を持って決めたのか、実例をもとにお話しします。
娘たちの一週間
我が家の娘たちの一週間を、下の通りまとめてみました。
月曜日 クラブ活動
火曜日 クラブ活動&習い事
水曜日 クラブ活動
木曜日 習い事(5時半~)
金曜日 クラブ活動&習い事
土曜日 クラブ活動(午前中のみ)
日曜日 休日
こうして見ると、平日は毎日何かしら予定があり、帰宅時間は平均して6時半になります。その後に夕食、そして宿題が基本的な時間のサイクルです。
遊びの時間は、木曜日の帰宅後から5時頃まで。そして土曜日の午後と日曜日です。
何を優先させるかを考える。
我が家では、習い事もクラブ活動も、子供たちが『どうしてもやりたい!』と言ったものを、よくよく考えてスタートさせました。
その時に私が考えたことは、次の2つの点です。
①その時にやるべき事をきちんとこなせているか
②新たに始める事を増やしても、余裕を持ってこなす体力が身についているか
その根底には、『今の生活リズムを崩さないこと』という考えがありました。
そして、子供達に出した条件もあります。それは、今やっていることを、「大変だから」「遊びたいから」という理由で投げ出さないこと。
ただし、運動会前で体に疲れがたまっていると感じた場合等は、その都度考慮して、習い事を休ませることは、常に頭に入れています。
週何回が妥当?①子供のペースに合わせて!
週に何回、習い事をするのが妥当であるか、それは一概に決められるものではありません。
何をするにものんびりペース、宿題や食事、お風呂などに時間のかかる子もいますよね。反対に、いくつもの習い事をしていても、時間に追われることなく、上手に熟せる子供もいます。
それは、時間の使い方が上手か否かだけでなく、子供自身の性格による部分も大きいでしょう。
今の子供の様子を見て、習わせても大丈夫かどうかを考えてみてはいかがでしょう。
「心配だけどやらせてみようかな」と考えるのも方法のひとつです。実際に始めてみて、「やっぱり負担だった…」と感じれば止める選択肢もあります。
また、慣れるまでは回数を少なく、休みながら進めていく方法もあります。習い事の先生に、それが可能か否かを相談してから始めると良いかもしれませんね。
週何回が妥当?②子供のやる気によります!
時間や体力の問題だけでなく、習い事そのものに意欲を持ち、楽しんで通う子供であれば、遊ぶ時間を削ってでも通わせる価値はあると思います。
私の友人の子供に、バレエが大好きな女の子がいます。とにかく毎日通いたくて仕方なく、家でもしっかり練習に励む毎日。
そのご家庭では、「学校の勉強は二の次でも、子供が意欲を持っているのであれば、バレエを優先させたい」と考え、レッスン回数を増やしたそうです。
低学年のうちは週2回、3年生以降は週に4~5回、時間の許す限り、楽しみながら通っているようです。その女の子は現在5年生ですが、バレエのコンクールで上位に入賞するくらいまで上達しています。
このように、習い事を優先させるという方針が、決して悪いことではなく、子供のやる気によっては功を制することもあるのです。
家庭における方針を明確に!
習い事についての考え方は、各ご家庭により様々ですよね。学校の勉強、遊び、習い事、そして生活リズム。何を優先させるべきか、また優先させたいか、その方針を明確にすることから考える必要がありそうです。
そのうえで、子供の負担にならない回数を決めて行くと良いでしょう。
何よりも、『子供自信が、楽しみながら毎日を過ごすこと』、それが最も大切なのではないでしょうか。
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