子供のお弁当にサンドイッチ!絶対に失敗しない簡単な工夫とアイディア!
子どもの大好きなサンドイッチ。ご飯のお弁当に比べると、小さな子供でも好んで食べやすく、直接手に持てるので、遠足の日にも便利ですよね。
しかし、野菜から水分が出てしまったり、切るときに潰れてパンがぺっちゃんこになってしまったりと、失敗も多いものです。
実は私も、サンドイッチを作るのは苦手…。どうしても、切るときにパンが潰れてしまうのです。でも、遠足が近づくと、子供が必ず「サンドイッチにして!」と言います。
そんな私が作るサンドイッチは、絶対に失敗しないためのこだわりがあります。失敗を繰り返してきた中で生まれた工夫やアイディアを、ぜひご覧ください!
食パンの選び方
ふかふかの柔らかい食パンは、上手に挟み、上手に切らなければ、潰れてしまいやすいものです。
スーパーで購入する場合は、大きく分けると、『山型パン』と『角食』の2タイプに分かれます。形を見ればその違いは一目瞭然ですね。
山形パンは、生地が発酵する際、また焼く工程の中で、縦に大きく伸びるため、ふんわりと柔らかく、軽さが出るのが特徴です。
一方で角食は、焼き上がるまで型の中に詰め込まれるため、目の詰まった食感が特徴になります。
失敗しないパンは、どちらかと言えば角食。山形パンは、切るときにも山部分が大きく残ってしまうため、勿体ないような気もしますね。
また、原材料や配合によっても、柔らかさに大きな違いが出ます。これは、パッケージの原材料を見ても、正直、わかりません。
ですから私は、使うパンのほとんどは、パン屋さんで購入しています。
パン屋さんには、配合の異なる数種類の食パンがありますが、目の詰まった切りやすいパンを教えてもらえば、失敗がありません。
また、パンの厚みも大切ですね。
サンドイッチ用として売られているものは、1.2~1.3cm。これでは私の場合、出来上がったサンドイッチがぺっちゃんこになってしまいます。
ですから、“普通の厚み”(6枚切り)とされる1.5cmで作るようにしています。
パン屋さんでは、希望の厚さにスライスしてもらえるので便利です。その場合は、「サンドイッチ用に」ではなく、「普通の厚みに」または「1.5cmに」と伝えるようにしています。
マヨネーズ・バター・スライスチーズが水分をブロック!
朝に作ったサンドイッチが、お昼にはべちゃっとしてしまうことはありませんか?その原因は、野菜や具材から出た水分が、パンに浸み込んでしまうからです。
それを防ぐ役目をするのが、マヨネーズやバターです。
具にマヨネーズが入ったものであっても、まずはパンにマヨネーズかバターを塗ります。角までしっかりと塗ることで、べちゃっとなりにくくなります。
バターは、予め室温に戻しておくことで、パンを潰さず、サッと塗ることができます。
また、水分の浸透を慎重に防ぐため、スライスチーズを挟むのもおすすめです。チーズがパンと具材の間に壁を作ってくれます。
野菜の水気はしっかり切る!
子供に人気の具と言えば、卵やツナ、ハムでしょうか。
サンドイッチは、水気が大敵だと考えて、卵は固茹でがおすすめです。和えるマヨネーズを入れすぎないよう、注意しましょう。ツナも同様、マヨネーズは少なめにしましょう。
レタスを挟む場合は、洗った後にキッチンペーパーでしっかり水気を拭き取ってください。
きゅうりのように、後になって水気が出てくるものもあります。切った後、一度サッと塩を振ります。そうすることで、きゅうりの中の水気が出てくるため、その水分をきっちりと拭き取ってから挟むようにします。
水分の出ない具材を使う
卵やツナは、水分が出やすい具材。
それに対して、そのまま使うハムやチーズは、水分が出ません。
また、夕飯の残りから、きんぴらごぼうやハンバーグ、チキンカツを使うのもおすすめです。キッチンペーパーで油分をしっかり吸い取ってから挟むようにしましょう。
我が家の子供達は、ピーナツバターも大好きでした。市販のピーナツバターを、ただ塗って挟むだけなので、とても簡単ですし、水分が出る心配もありません。
『サンドでパンだ』を使ってカット!
具材を挟んだら、いよいよカットする工程です。
「よく切れる波刃包丁を、お湯で温めて切ると良い」と言いますが、私はパンを抑える手の方にも力が入ってしまい、どうしても上手に切れません。
そこで、我が家でとても役立ってくれたのが、『サンドでパンだ』という商品です。パンを潰すことなく、しっかりサンドして、さらに耳まで取り除いてくれるのです。
この商品であれば、サンドイッチ用の厚みである食パンでも、上手にカットすることができます。
サンドでパンだ/10P29Aug16
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出来上がったパンは四角いままですが、持ち歩いても崩れることがなく、とても食べやすいサンドイッチが出来上がります。
巻くのも簡単!ロールサンド
小さい子供であれば、『ロールサンド』も食べやすくておすすめです!
作るときは、必ず麺棒を使い、食パンを一度伸ばしてください。ぺたんこに伸ばす必要はありませんが、何もしない状態だと、巻いたときにパンが割れてしまいます。
伸ばした食パンには、バター+ジャム、チョコスプレットやピーナツバターなど、水分の少ないものが向いているように感じます。
出来上がったら、食べやすいサイズにカットしましょう。ラップに包んで両端にリボンを飾っても可愛らしいですよ!
ロールパン&ドッグパンサンドもおすすめ!
さて、サンドイッチと言えば、2枚の食パンを使って具材を挟むものを想像されるでしょう。ところが、我が家で最もよく登場するのは、食パンよりも、バターロールやドッグパンを使ったサンドイッチです。
ロールパンはスーパーでも手に入りやすいですし、配合によって硬さに違いはあるものの、柔らかくても潰れる心配がないので安心です。
ドッグパンは、我が家の近所のスーパーでは手に入らないため、パン屋さんで購入しています。以前は通常サイズ(約15cmほど)しかありませんでしたが、「子供用に」とお願いをして、ハーフサイズを焼いてもらうことができました。
それ以来、挟む具材によって、ハーフサイズのドッグパンも、度々注文しています。
ロールパンも、ドッグパンも、切り込みを入れた部分に具材を挟むだけなので、とても簡単です!サイズにもよりますが、幼児の場合2~3個で足りると思いますので、具材もそれほどたくさん用意する必要がありません。
エビフライ、ウインナー、焼きそばなどを入れると、豪華に見えて子供が喜んでくれます。かぼちゃのサラダは甘さもあり、彩もきれい!栄養もたっぷりです!
ロールパンを可愛らしく切る!
ロールパンを使う場合、通常は上部中央に切り込みを入れますね。
その切り方をちょっと変えると、面白いサンドイッチになります。
出典:ぺこり
使うバターロールは、少し大きめがおすすめです。2等分にし、それぞれの切り口を下に、端を上に置き、上部に切り込みを入れます。そこに具を挟めば、いつもと少し違った雰囲気のサンドイッチが楽しめます!
夏のサンドイッチには保冷材を!
サンドイッチにポテトサラダや卵など、和えた物を入れる場合は、とても傷みやすくなります。具は、しっかりと冷やしてから挟むことを忘れないでください。
また、保冷効果のあるお弁当バッグや、保冷材を活用して、しっかりと傷み対策をしてくださいね!
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