6歳頃の子供の第2次反抗期!第1次との違いは?どう乗り越える?
小学生になる前には、第1次反抗期を経験している人がほとんどだと思います。
でも、中学生になる頃に迎える第2次反抗期は、「魔の2歳児」や「イヤイヤ期」と言われる頃のかわいらしさ・大変さとはまた異なったものがある気がします。
かわいかったあの頃…
大きくなって生意気を言うようになった子どもを見ていると、「あの頃かわいかったな~」って思い出す事があります。
もちろん、今でもかわいいんですけどね。
でも、子どもが小さかった頃の思い出は、私たち親にとって「子どもからのプレゼント」だったんだなぁ……って思います。
あの頃の思い出があるから反抗期を乗り切るパワーを持てるし、老後もその思い出を大切にしながら過ごす事ができるのかもしれません。
小学生前までの間の反抗期では、子どもが自分でできない事も多く、面倒を見てあげなきゃいけない事が多いので
「やだ」「嫌い」「やって」などの意思表示が返ってきて、親としては「これをやったらね」って言っても聞いてくれなくて、イライラさせられました。今思えば、まだお互い未熟だったんですね。
幼い頃と小学生以降の「反抗の仕方」の違い
小学生の高学年になると、子どもが自分でできる事が増えてくるので親の負担は減りますが、中途半端に手がかかる割に大人びた口調で反抗されることも多く、やはりイライラします。
高校生の子どもがいるお友達などからは、「中高生に比べれば、かわいいもんだよ~」なんて言われてしまうこともあります。
そう言われると、「一体どれだけ反抗されるようになるの……?」と心配になってきますが、見ていると子どもは基本「母親が好き」なので、余程の事がない限りは今まで培ってきた信頼関係を壊さないギリギリのところで反抗しているようです。
反抗されて言い合いになることも。でも仲直りも大切
親だって人間です。
「そんな事言う?」って言いたくなるような事を嫌な態度をされて言われたりすると、ぷちっとキレそうになる事もあります。
大人なのですから、そこでキレちゃ駄目なんだとは思いながらも、キレちゃった時には言い合いになります。
落ち着いて振り返ると、「どうしてあんな事でキレたんだろう?」と不思議になりますが、そういう時は大抵、自分も忙しいんですよね。
自分が子どもだった頃を振り返ると、「何でか分からないけど、ママ好きなのに言われるとイライラする」「パパは優しいのに、なぜか嫌い」など、自分でも分からずにイライラして何か言われるたびに口答えをしていた気がします。
「ホルモンの仕業」という話を聞いたこともありますが、一日中イライラしているわけではなく、反省している素振りを見せる事もあります。
そんな時には、「仲直り」と称して恥ずかしがらずにギュッと抱きしめてあげてください。
同じようにイライラしていた親も、「こんな風にギュッとしたのは久しぶり」「いつの間にか同じくらいの背丈になって……」なんて、少し癒されながら思う事ができると思います。
信頼関係が築けているから反抗できる
「小さい時に上手に甘えさせる事ができたから、反抗するんだよ」。
児童心理学を学んだ知人に、子どもの反抗的な態度が目に余って相談した時に教えてもらいました。
小学生も卒業を間際に控えると、周りでは受験をするお友達も出てきたりして、子どもを取り巻く環境も少しずつ変わってきます。
焦りや不安からイライラして反抗する子どもも少なくないと思います。
そんな時に子どもが反抗してきたら、「上手に甘やかせる事ができたからね」と自分の子育てに自信を持って、決して自分だけじゃない「反抗期の子どもと対峙状態」を乗り越えましょう。
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