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子供の栄養は野菜ジュースでは不十分?その理由やレシピも!

野菜嫌いの子供のために、良かれと思って飲ませる『野菜ジュース』。豊富な種類の野菜が入っており、健康にとても良さそうなイメージがありますよね。

 

しかし、市販品の野菜ジュースであれば、頼り過ぎは禁物です。

 

子供が年長のとき、幼稚園にて、『子供の食事』についての講演会がありました。そのテーマが、『野菜ジュース』だったのです。

 

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「なるほど!」と納得させられた “野菜ジュース”と“野菜”それぞれを摂取することの違いは、今もしっかりと、知識として残っています。

 

もしも今、「子供の体のために!」と考えて、野菜ジュースを頻繁に飲ませているご家庭がありましたら、ぜひ参考にご覧ください。

 

 

 

野菜ジュースより野菜。その理由は『噛む』!

現代の子供達は、噛む回数がとても少ないと言われていますね。

 

主食が雑穀や豆類だった時代に比べると、白米に移行したことで、日本人全体の噛む平均回数が減りました。さらに、麺やパンといった小麦製品が流通するようになり、噛む回数はさらに減少。

 

現代の子供達は、噛む回数がとても少ないために、様々な悪影響が及んでいると言われています。顎が発達せず歯並びが悪くなる、唾液の分泌量が減って虫歯になりやすい、内臓や脳への刺激が少なく発育不足…など、良い影響はないのです。

 

もちろん、野菜を野菜ジュースに置き換えることで、噛む回数が愕然と減ってしまうことは明らかですよね。

 

成長期の子供にとって、噛むことは必要不可欠。それでなくても、主食で噛む回数が減っているのですから、できるだけ、野菜そのものを摂取して、噛む回数を増やすように注意していかなければなりません。

 

 

 

栄養不足と過剰摂取

さて、栄養面について考えてみましょう。

 

野菜ジュースの中には、1本で1日に必要な栄養素を摂取できる、そう記載されているものもあります。

 

しかし、大人と子供の、1日に必要な栄養素や、その量には違いがあります。大人にとっては必要な栄養素であっても、子供にとっては、1本の野菜ジュースが過剰摂取になり、健康を脅かす原因となる恐れがあるのです。

 

たとえ子供用の野菜ジュースであっても、1日に何本も、お水代わりに飲ませれば、同じことが言えます。

 

実際に、毎日1本の野菜ジュースを飲んだ幼児期の子供の中には、カロテンの過剰摂取により、皮膚が黄色く変色してしまう『柑皮症』になった、という報告が少なくないそうです。

 

また、野菜ジュースには、野菜だけでなく、リンゴや桃などの果物も含まれています。それにより、糖分を摂り過ぎてしまい、肥満に繋がる可能性が高まります。

 

過剰摂取だけではありません。

 

ジュースにすることで、野菜に含まれる食物繊維が砕かれてしまったり、加熱によりビタミンCや酵素が破壊されます。そのため、野菜を同量食べたときほど、摂取できない栄養素もあるのです。

 

 

 

手作りの野菜ジュースなら大丈夫!?

もし、子供が好んで野菜ジュースを飲みたがるのであれば、糖分が多いジュースの代わりとして、おやつと一緒に飲ませると良いでしょう。

 

その際、市販の野菜ジュースではなく、手作りの野菜ジュースにすると安心です。

 

そうすれば、果物を使わず野菜だけで作ることもできますし、子供が苦手な野菜を入れて好き嫌い改善のキッカケにつなげることも、できるかもしれません。

 

また、市販の野菜ジュースには塩分が多く含まれていますが、手作りすることで、塩分の過剰摂取も心配する必要がなくなりますね。

 

お肉やお魚を好まない子供であれば、豆乳を加えることでタンパク質を摂取できます。

 

このように、栄養調整が可能であることが、手作り野菜ジュースの大きなメリットです。

 

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野菜ジュースを作ってみよう!おすすめレシピ3選

我が家では、時間のない朝や、子供がジュースを飲みたがったときに、野菜ジュースを時々手作りしています。その中から、子供にも飲みやすい、美味しい野菜ジュースをご紹介します。

 

【さつま芋ジュース】

・さつま芋 50g(茹でるか、レンジ加熱して皮を剥いておきます。)

・豆乳または牛乳 100cc

・はちみつ 大さじ2

 

さつま芋は、茹でるかレンジ加熱をして、皮を取り除いておきます。すべての材料をミキサーに入れ、とろりとなるまで攪拌すれば出来上がりです!

 

【にんじんジュース】

・にんじん1本

・水 少々

・はちみつ 大さじ1

・レモン汁 少々

 

にんじんは、おろし金で擦り下ろし、さらしで絞ります。そのままでは濃いため、水とはちみつを加え、好みの味に調整します。最後にレモン汁を少しだけ加えて、サッパリと仕上げます。

 

【小松菜とバナナのスムージー】

・バナナ 1/4本

・小松菜 1/3束

・豆乳 100cc

 

バナナは事前に凍らせておきます。すべての材料をミキサーに入れ、攪拌するだけで完成です!バナナの甘味がとても美味しいスムージーです。

 

*はちみつを使ったジュースは、1歳未満の子供には与えないでください。少々のお砂糖や、メープルシロップ、バナナで代用しましょう。

 

 

 

野菜そのものを食べられるように!

子供におすすめの野菜ジュースをご紹介しましたが、このような手作りの野菜ジュースを飲ませていれば安心!というわけではありません。

 

やはり、野菜そのものを、噛んで食べることは大切です。

 

野菜には、お肉やお魚、お米に含まれない、苦味や酸味、渋みがあります。成長期の子供には、野菜を含めた色々な味を感じさせることで、味覚の発達を促します。

 

だからと言って、嫌がる子供に、無理に食べさせる必要はありません。

最初からジュースにするのではなく、まずは固形で出し、その野菜本来の形や味に触れさせることが、大切だと思うのです。

 

「この野菜、どんな味か知らない」と食べず嫌いのままにしておけば、苦手は克服することができません。「苦いから嫌い」「硬い食感が嫌!」等、理由をはっきりさせて、調理方法で工夫し、苦手を改善して行けると良いですね。

 

 

 

野菜の美味しい食べ方を探そう!

野菜は調理法によって、味や食感が変化します。

 

玉ねぎは、生のままではシャキシャキとした食感で、辛くて苦い!と感じますが、加熱することで、柔らかくなります。弱火でじっくり加熱すれば、甘さも強く感じられるようになります。

 

ナスビは、皮のキュッと引き締まる感じが苦手…という子供が多い野菜ですが、品種や収穫時期によって皮まで柔らかいものもありますし、皮ごと丸焼きにして、皮を剥きながら食べる方法もあります。

 

こういった、味・食感の変化も、野菜そのものを食べることで感じることができるのです。

 

例えば、大根サラダを嫌がるけれど、おでんにすると食べてくれることがあります。きんぴらゴボウが嫌であれば、刻んでハンバーグに入れると食感の楽しいひと品になります。

 

このように、工夫を重ねるうちに、子供が好む調理方法を発見でき、そこから、嫌いの克服へとつなげられる可能性が出てくるのではないでしょうか。

 

ちなみに、私が子供の頃は、苦味が嫌いだったピーマン。母に「お肉と一緒に噛んでごらん!」と言われ、食べられるようになりました。

 

ブロッコリーも、モソモソの食感が嫌いでしたが、ベーコンと一緒にトロトロに煮込んだ“スープ風”にしてくれてから、大好きになりました。

 

 

 

まとめ

子供は、小学生になると、給食を食べるようになります。

 

お味噌汁や和え物、炒め物、様々なメニューに、多くの野菜が使われます。

そのため、野菜が嫌いな子供は、正直、食べられない物がとても多くなってしまいます。

 

給食を満足に食べられないと、午後からの活動に必要なエネルギーが不足するだけでなく、「いつも残してしまう…」「給食は嫌い…」と、自信を持てず、卑屈になってしまうことも考えられます。

 

子供をそのような状態にさせないためにも、野菜そのものを上手に料理しながら、毎日の食事に取り入れていきたいですね。

 

ごくごくたまに、嗜好品として飲むことに問題はありません。しかし、野菜ジュースに頼り過ぎて、野菜を食べないままにしておくことに、メリットはない、それを忘れないでくださいね。

 

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