子供のゲーム依存症対策!親子がお互いに納得する対処法とは?
今は一家に一台、いえ、1人が1台の携帯ゲーム機を所有する時代…と言っても過言ではありません。
「ゲームで遊ぶことは楽しい、やりたい!」という子供の気持ちも考えつつ、依存症に陥らないよう、親として何が出来るかを考え、我が家で実践して上手くいっているゲームルールを紹介したいと思います。
ゲームを持つ前に、親子で考えたいこと
子供がゲームを手にしたら、それはそれは嬉しいことです。楽しい事ですから、夢中になるのも仕方のないことです。親の注意など耳に入らず、無我夢中でゲームを手にし、宿題もご飯もお風呂も適当にさっさと済ませようとする…
遂には、布団の中でまでゲームをして睡眠不足…翌日は勉強も手に付かず、ぐったり…通常生活を快く送ることができなくなってしまう…
そんな事にならないためには、まず与える前に親子で話し合う時間を作ることが必要です。
○ゲームで遊ぶ時間は1日どの程度にするか。
○外に持ち出す時の注意点。
○新しいソフトを購入する際の約束事 等…
子供は楽しくゲームを続けられ、親も気持ち良くゲームをさせてあげられる、そんな約束事を作っておくことが大切だと思います。
我が家におけるゲームのルール
こちらが我が家におけるゲームのルール8箇条です!
① 机の周りやおもちゃ等を片付けてから始める。
② 宿題と翌日の準備を先に済ませる。
③ 1日1時間以内とする。(携帯ゲーム・テレビゲーム・PCゲームすべて含め)
④ ゲームを持たない友達の家には持って行かない。
⑤ 友達とは、その場以外での借用禁止
⑥ 夜は20:30までとする。
⑦ 破損・紛失時の修理、新調は自己責任とする
⑧ 守らなかった場合は、お手伝いを20回すること
ただし、早起きすれば、朝の6:30までは、自由という特別ルールをもうけています。
というのも、我が家の場合、学校のある日は帰宅後に習い事があり、①②のルールを守ると、必然的にゲームをする時間が全くありません。
「やりたい!」という子供の気持ちも考え、学校に行く準備をする時間も考慮し、早起きすれば自由という時間を作っています。
しかし、実際のところ、3時、4時に起きることは、我が子の場合、ありません。早くても6時頃に起きるため、遊べても30分程です。また、子供がゲームをするために5時に目覚ましをかけることがありますが、夜の寝る時間に影響するため、私が寝る前に目覚ましをチェックし、6時にセットし直しています。
8か条として並べると、とても大変な約束事…と感じてしまいますが、よくよく読むと、
「今までの生活リズムを崩さない」という内容ばかりなのです。
子供と一緒に考え、子供自身が「これなら出来る」と納得して決めたルールですから、子供も一生懸命守ろうと努力しています。また、守らなかった時のお手伝いも、納得して取り組んでいます。
ゲームは楽しいもの。制限しすぎに要注意。
私の周囲では、ゲーム時間を30分と決めている家庭が多くあります。
実は、私の夫も大のゲーム好きです。その夫の意見ですが、「ゲームの内容にもよるが、1日30分は少なすぎる…」という事のようです。
すぐにストップ出来るゲーム、セーブするのに時間がかかるゲーム、ソフトによって様々だそうです。
時間だから、すぐに止めなさい!セーブなんて関係ない!今すぐに止めないと取り上げるよ!等と、注意ばかりしていると、子供は余計に反抗したくもなりますね。
内容によって少し時間を延ばしてあげたり、その分翌日は減らす、休ませる等、子供の意見も聞きながら、ゲームの扱い方を考えて行けると良いと思います。
ゲームのルールは年齢に合わせて考える
2歳や3歳の子供に、日常生活への影響を考えてルールを決めさせる、または一緒に考えるというのは難しいことですね。そのような場合は、親が決めて良いと思います。
始める前に、「○○をするのが先に済ませようね」「時計の長い針が○の所に行ったら片付けようね」と話したり、「目が疲れるから、そろそろ他のことをしようね」と話すことで、後々年齢が上がったときに『ルールがある』という意識に繋がるでしょう。
小学生になると一緒にルールを考えることは出来ますが、ゲームで遊ぶことを続けるうちに「もっとやりたい」「ルールが厳しすぎる!」「友達の家では…」と、本人の主張も強くなってきます。《我が家のルール》と言って、親は断固譲らない部分もあって良いと思いますが、その都度、話し合って、ルールを見直すことも必要です。
ゲーム依存にならないために
ゲーム依存になってしまうと、引きこもりや不登校、または精神科に通う必要が出てきたりと、大人になってからの生活にまで悪影響を及ぼします。
そうならないために、親も子も、気持ちよくゲームと付き合って行ける約束事を作られることをオススメします。
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