子供の第二次反抗期!親の向き合い方から対応法まで一挙紹介!
息子の第二次反抗期は小学5年生くらいから始まったと記憶しており、同級生の他のお子さんに比べると少し早かったような気がします。
突然豹変したかのように感じるわが子の変化に戸惑うことが多い反抗期ですが、親の目線、接し方の変え方でストレスが減ることも多いです。
まさに我が家は反抗期真っただ中ですが、我が家での対応策をご紹介します。
反抗期の予兆は「別に」から。
子供が反抗期に入ると親から見ると「可愛くない」「憎たらしい」「厚かましい」の連続です。わが息子は「今日学校で何かあった?」と聞いても「別に」とか「特に何もないよ」と秘密主義になっていったのがきっかけでした。
「どうだった?」とオープンに聞いたから駄目だったのかもと「○○はどうだった?」と細かく聞いても詳しく教えてくれなくなりました。
しつこく聞いても「しつこい」「うざい」と言われる始末です。
あんなにかわいかった息子はどうなってしまったのでしょうか。
反抗期は大人になる準備段階だとアタマでは理解していますが、やはりこうした反抗的な態度は大人も人の子なので、内心穏やかでいられるわけではありません。
息子のプチ家出事件!
「言うこと聞けないなら、出て行って!」と小学6年生になった息子に叱ったことがあります。きっかけは些細なことです。今となってはなぜそんなに叱ったのか思い出せません。
「あっそ、わかったよ!出ていくよ!」と言って本当に息子が出て行ってしまいました。
10分くらいしたら、帰ってくるだろうと思っていましたが、息子は戻ってきません。
低学年までは「出て行って」と言ってもしょんぼりして、玄関の前に立っていた息子ですが、高学年になってくるとそれも通用しません。そうした言葉は火に油を注いでいるようなものです。
この時は本当に慌てました。息子が行きそうなところは主人と二人で探しましたが、見つかりません。夕方遅くに出て行ってしまったので、暗くなってきてますます気持ちは焦ります。
母親のカンというものは、不思議なものです。
1時間くらいしてふと、「近所の公園に行ってみよう」という気持ちになり、慌てて見に行くと、しょんぼりと座っている息子を見つけました。
息子も行く当てもなく、どうしようかと考えていたようでした。
「お母さんも言い過ぎたね。ごめん。帰ろう」というと、ほっとしたような顔をして「ごめん」と息子も言いました。
このことがあってから、息子に対して接し方を変えることにしました。
小さな大人として対等に接する。
「中学生は小さな大人。「こどな」です。大人にはなっていないけど、心は大人に近い。だから先生は、君たちを「大人」として扱います」と私の中学1年の恩師は言いました。
その言葉を思い出し、息子に対しても「子供扱いしないで大人と対等に接していこう」と決めました。
何かを話しても「あっそ」というそっけない返事をしてくるようになった息子に「お母さんも人間なのよ。考えていることをすべて話せとは言わないけど、そういう態度は傷つく」と私の気持ちを伝えるようにしました。
「お母さんはあなたの要望には応えているよ。でもあなたはお母さんの要望に応えてくれているのかな?」と時には交渉もします。
一緒にニュースをみても「このことについてどう思う?」と意見もきいてみるようにしました。どんなに稚拙な意見を言ったとしても、反論はしないようにしています。
「子供だから」という考えは改め「大人になろうとしている人間」として、接するようになってお互い無駄にイライラすることが減りました。
そして、時には私が息子を頼るようにもしています。力も強くなったので、重い荷物は運んでもらうようにしました。地図を見るのが得意な息子にナビをお願いしたりもします。
まとめ
私自身、反抗期はかなりひどく荒れた記憶があります。両親に「ダメな子」と言われ、「放っておこう」という姿勢をとられ、「どうせ認めてもらえない」と傷ついた自分自身を息子の姿に重ねて見ながら思い出します。我ながら屈折していたなとも思います。
この時期は「認めてほしい」「大人になりたいけど、僕はまだ子供なんだ」という自我と、もどかしさの中で子供自身も苦しんでいます。
そういう気持ちが反抗的な態度を招いているように感じます。
まだまだ私も子供も反抗期の真っただ中です。中学校の先生や先輩ママ友に聞くと中学2年生ごろが一番反抗期の山を迎えるそうです。我が家もプチ家出どころでは済まない事件が起こる可能性もあります。
なにがあっても、いくつになっても「子供の親」ということに変わりはありません。
暗中模索している我が家ですが、今は対等に付き合うことで、何とか第二次反抗期をのりこえようとしている最中です。
子供が大人になるまで、過ぎてしまえばきっとあっという間の出来事なのでしょうね。
今は「楽しむ」までの余裕は正直ありませんが、大人になった時の笑い話になれば良いと思っています。
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