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幼児期の兄弟喧嘩に親が仲裁に入るべき?対応方法やタイミングはいつ?

世界にたった一人の兄弟・姉妹。他の誰とも代え難い存在のはずなのに、会えば喧嘩、一緒に遊べば喧嘩、しかもくだらない理由でなんで喧嘩ばかりなの・・・。

親は子供の兄弟喧嘩に頭を悩ませることが少なくないことでしょう。

 

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年齢差のせいで、また男女の力量の差で、また性格の違いで喧嘩の種類は様々ですが、兄弟喧嘩に親がどう対応していけば良いのか、

 

仲裁に入るべきなのか放っておくべきなのかについて、以前幼稚園・保育園の園長先生から聞いたお話を織り交ぜながらご紹介したいと思います。

 

兄弟喧嘩はスポーツ

皆さんのお家の兄弟喧嘩って何が理由に起こりますか?

おもちゃの取り合い、テレビのチャンネル争い、自分の世界(大事な物や場所など)を壊された、おやつの取り合い・・・本当に小さなことがほとんどかと思います。

 

力の差が激しい(年齢差など)場合や、理解力の差(幼児と小学生など)がある場合は、親の方も見ていて不公平を感じてしまうもの。

ついつい「ちょっとそれは・・・」なんて口出しして弱い方を助けてしまいたくなるもの。

 

明らかに一方的に傷つけようとしていたり、差がありすぎて喧嘩になっていない場合は、親が止めに入ってもいいかと思います。それは怪我や弱い物いじめになることを良しとしては行けないからです。

 

ですが基本、兄弟喧嘩はスポーツです。スパーリングです。もっと言えば、保育園・幼稚園・小学校など子供社会でこれから起こる本当の他者との喧嘩の練習なのです。

 

外でお友達や、知らない人と喧嘩をしても学ぶことはたくさんありますが、兄弟喧嘩と、他人との喧嘩の一番の違いは、“合法”だということです。

誤解があるといけないので書き加えると、家庭の中での“合法”ということです。

誰のママに謝りに行く必要もありません。

 

喧嘩が教えてくれること

喧嘩はコミュニケーションの一つ。こちらの言い分、相手の言い分、双方出し合い結論を決める。基本はその構図なのです。

ただ自分の言い分が通らなかった時に、口が出る、手が出る、足が出るから対話ではなく喧嘩になる。

 

家の外で子供も、誰かと衝突をすることはこれから山のようにあるでしょう。喧嘩は、「傷つけることはしない」や「最終的に着地点を考えて折り合いをつける」などなどやり方をちゃんと知り、守れば、自分や相手を知る上で、非常に大きな対話になりうるのです。

 

だから一概に「喧嘩は悪。喧嘩しちゃだめよ」は少し短絡的です。

 

よその子と喧嘩となると、勢い余って少し傷つけてしまっても大問題に発展してしまったり、いじめやつまはじきなど、その喧嘩でどうしたかったのかを見失ってしまい、二次被害を招きかねません。

 

だから兄弟で練習するのです。兄弟同士なら、先ほど書いたように親の保護のもと育った同士、多少どっちが悪くても親は見守ることができます。

ハラハラしてもよその子との喧嘩のように“何かあったらどうしよう”など不安になることもありません。

 

喧嘩し、泣かせ・泣かされ、何をどうすれば相手が傷ついてしまうのか、どうお互いの気持ちを寄せれば双方がまぁまぁ納得できるように持っていけるか、喧嘩にしないために次はどう対策しておけばいいか、など身を以て考えることができます。

 

これをしていないと、よその子でいきなり本番なわけです。親は兄弟喧嘩の仲裁に入るなんていう、わざわざ勉強をやめさせるような野暮なことをせず、ただ、見守るだけでいいのです。

 

ただ一つ。怪我に発展しそうなときは試合終了の笛を吹きましょう。それだけです。何も言わずとも、諭さずとも、本人同士はちゃんとわかっています。

 

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案外、喧嘩中に子供は親を必要としていない

兄弟喧嘩の途中、たいてい、やられている方が親に助けを求めてきますね。自分の力ではどうしようもないのです。

 

でもそんなときに、よっしゃ自分が加勢して・・・なんてしてはいけません。本番では親はそばにいません。しかし、目の前で弱っている子の気持ちには寄り添ってあげましょう。

 

「辛かったね。そんなことがあったの。嫌だね」とちゃんとフォローはした方がいいですが、ママパパが代わりに成敗してはいつまでたっても、負けた方の子は誰かに助けを求めるようになってしまいます。

とりあえずすぐ出ずに、まずは放っておいてみましょう。

 

そうすると、意外にも、勝手に何でもなかったようにまた遊び始めていたり、それぞれが別のことをしておさまっていたり・・・そんなことはザラです。

 

親が「こらーーー!!何してるの!喧嘩しないって言ったでしょう!!」なんて怒っても怒り損だった・・・私が怒ったの何だったの?と親の方が勝手にストレスを感じてしまったりして。

 

双方の言いたいことも出し切れず、勝手に大人に中断されでもしたら、モヤモヤは溜まる一方で、またささいなことで爆発するだけです。

 

大人からしたらくだらない喧嘩に見えても、子供にしてみればれっきとした理由がある。ならばちゃんと度を超さない範囲で見守りながら、しっかり喧嘩をさせるべきなのです。

 

喧嘩の最終目的は何か

喧嘩をすることは、ただ、自分の要望を通すことだけではありません。

最初にも書いたように喧嘩することはコミュニケーションです。最終的には相手の気持ちを理解できることが大切になります。

 

その場では素直に認めることができなくても、相手の気持ちを知り、それを汲み取ること、そして次へつなげる(例えば次は相手に譲る、争いにならないようにやり方を変えるなど)ことこそが喧嘩によって得られる能力であり、決して暴力的に強くなることではないはず。

 

そのことに子供が気づけるように、親は仲裁に入るのではなく、喧嘩が終了してから、また喧嘩中ではないときに、

「なんであんなことになったの?それでどうしたの?」と気持ちをヒアリングしましょう。

 

クールダウンしているときに聞くことが大切です。そうすれば本人も冷静に振り返り、自分を見つめるきっかけになります。

 

目の前の喧嘩を今すぐ、瞬時にやめさせることよりも、きっと後々に大きな収穫につながると思いますよ。

 

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