子供の喧嘩や癇癪!イヤイヤ期のイライラなんとかしたい!
5歳くらいまでの子供はとても成長が著しく、昨日までできなかったことが急にできるようになったり、大人の真似をしてみたり、日々いろんな発見を見つけることができますよね。
このような成長を見ることは親としてとても嬉しいものです。
ですが、自我が発達する時期でもあり、思い通りにいかない事への癇癪(かんしゃく)や子供同士のおもちゃの取り合いなどの喧嘩もよく起こります。
注意しても上手く伝わらず、子供に対してイライラすることもよくある事です。
また1人目の育児をしているお母さんは、初めての育児でこのような時にどのように対応したらよいか分からないと言われる方もいます。
対処法としてどのようなものがあるのでしょうか。
子供がイライラする原因
子供が癇癪をおこすのは、言葉や表現力が未発達なため、自分のやりたいことや感情が上手に表現できず相手に伝わらない時に起こりますね。
子供同士の喧嘩も同様で、中には相手をたたいたり噛みついたりする子もいます。
3歳くらいまでの子供はイヤイヤ期と言われる時期で何に対しても「イヤ」の1点張りで反抗しますが、これは正常な成長をしている証です。
自分の感情がでてきて反抗することで親への愛情を確かめているとも言われています。
4歳5歳となるにつれて次第に落ち着いて聞き分けが良くなっていきます。
成長過程の一つなので、個人差はありますが反抗することには悲観的になる必要はありません。
自分がイライラした時は
子供が癇癪(かんしゃく)をおこすと泣きわめいたり、暴れたりして親としても子供に対してイライラしますよね。
「何で何回言っても分かってくれないの!!」って怒鳴りたいこともあるはずです。
ですが、この時期の子供に怒鳴ることは逆効果で、初めは大きな声で怒られることに驚いて収まることもありますが、次第に慣れていき、ますます聞かなくなり、余計に癇癪(かんしゃく)を起すようになります。
このような状態になってしまうと、自分も辛くなり悪循環となっていきます。
怒鳴る時は“人としてやってはいけないことをした”など自分がこれはダメだと教えたい時のみにするなど、メリハリをつけることで子供も次第に理解していきます。
自分がイライラした時の対処法
私が怒鳴りそうになった時には、自分も一緒に泣く(真似をする)事をよくします。
すると子供は「お母さんが泣いてる、どうしたんだろう」って我に返る事が多いです。
どうしても我慢が出来ない時は、深呼吸をする、一度部屋から出るようにします。
そうして少し時間を取ることで自分の気持ちを落ち着かせる事ができ、怒鳴らずに子供と話すことができます。
ただし、放置は危険なので、部屋から出るときは目が届く範囲で長くても2~3分で戻るようにしています。
一呼吸おく、気持ちを落ち着かせることが効果的です。
子供の怒り方は
子供には悪いことをした時は毅然とした態度で怒らなければいけません。
ですが、その時に注意しないといけないことは、
1.大声を出しすぎず、感情的にならないこと
2.理由をきちんと説明すること
がとても大事なことだと思います。
大声で怒鳴る事は子供に恐怖を味わわせているだけで、子供は萎縮(いしゅく)してしまい、話の中身を理解できなくなり、何がいけなかったのか分からないままになってしまいます。
また感情的に「何でできないの!」と自分の感情で怒ると、子供は「できないから自分は嫌われているんだ」と思うようになっていきます。
そうならない為にもなぜ叱られているのかをきちんと説明しないと、子どもには伝わりません。
最後に
子供の反抗は大人への第一歩です。しっかり受け止めてあげてください。
イライラすることがあっても、無視すれば自分は気にならなくなり楽になりますが
子供は傷ついていくだけです。一回教えただけでは、子供は分かりません。分からないのが子供なのです。
してはいけない理由を粘り強く教えていくのが躾(しつけ)であり教育なのです。
また、子供に分かるような言葉で説明することが大事で、それはとても根気のいることですが、子供が物事を理解できるようになり聞き分けが良くなる頃には自分も親として成長しているはずです。
今からすぐに、といってもなかなかできないこともあるでしょう。
日頃から心にとどめて、毎日少しずつ実践し、子供ときちんと向き合うことがお互いにイライラしないで済む最短の方法なのではないかと思います。
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