子供の乗り物酔い対策!失敗から学んだ必勝法とは?
私の娘は、幼児期から車酔いを経験してきました。
車で出かけるたびに酔ってしまうため、終いには、車に乗ることを嫌がるようになってしまいました。
しかし、仕方がなく出かけなくてはならない事もあります。家族で、遊びに出かけたいこともあります。
そんな時に、酔わないように家族で気を付けている対策が、いくつかあります。
また、現在は、ほとんど酔うことがなくなったので、対策が功を奏したのでは、と実感しています。
私が実践した対策を、ご紹介します。
酔いの原因
家族で車に乗ってのレジャーは子供もとても喜ぶことですね。
しかし、車に酔う心配があると、子供も楽しめませんし、大人も気が気ではありません。
まず、私が調べてわかった“酔いの原因”として考えられることは、4つあります。
①脳と目の情報がズレて体が混乱することで酔いが起こります。
例えば、車の中で本を読むと酔いやすいという事態はこれに当てはまります。車が動く=体は揺れる、
しかし、目は本に集中しているため体と同様には動いていません。
②芳香剤等の強い臭いに不快を感じると、気分が悪くなることがあります。
③酔いやすい子供は、条件反射のように、車に乗ると酔う…と感じてしまうようになります。精神的な不安を取り除く必要があります。
④内耳や眼球の動き、自律神経に問題がある可能性も否めません。
これらの原因から、我が家の娘の場合を例に考えてみます。
まず、車で出かける際にはいつも本やシールを持ち歩いていたため、①が原因で酔ってしまったのでしょう。
それを繰り返しているうちに、③が原因で、乗る都度、酔うようになってしまったと思われます。
試してみたことと、その結果
娘の車酔いを、少しでも改善できる事はないか…と思い、色々と試してみました。
■DVDに夢中にさせる
初めは真剣に見入っていましたが、気が緩んだ瞬間に一気に酔ってしまい、大失敗でした。一点に集中させるというのは、やはり大失敗でした。
■窓をあける
これは、今も続けていることですが、子供が外の空気を吸いながら景色を眺めていると、視覚と脳の情報が噛み合うことで、気分が良くなるようです。しかし、雨の日はもちろん、気候によっては、家族がとても辛い思いをします。
■ガム・飴・梅干を口に入れる
ミント系の飴やガムは、効き目があります。しかし、ガムは味が無くなるのが意外と早く、味のなくなったガムは逆に気分が悪くなるため、
出すタイミングが大切です。梅干は好き嫌いがありますが、娘は大好きなので、酔い止め効果になっています。
酸味のある物を口に入れていると、胸がスッキリするようです。
■酔い止め薬を使う
娘は、粉薬や錠剤、シロップ等、大抵の薬が嫌いで呑み込めないのですが、今は飴のように舐める酔い止めがあるのを知りました。安心感からか、効き目はありました。
私の友人の子供は、酔い止め薬を手に持っていることで、安心するのか酔わないと言います。お守り効果ですね。
また別の友人の子供は、飲んでも酔うと言います。
その子供により、効果は様々なようですので、試してみる価値はあると思います。
■ひたすら、会話をする
我が家の娘には、これが一番効果があります。ですから、家族で出かける際の車中、我が家はひたすらしゃべり続けます。
それも、子供が落ち込むような会話をしてはいけません。楽しい雰囲気を作るために、ゲームをするのが定番です。
車の中で、どのようなゲームをするのか、いくつかご紹介します。
□しりとり
□古今東西
□山手線ゲーム
□すれ違う車の色当てゲーム
□何分間で、何台の車とすれ違うか、数を当てます。
□クイズ・なぞなぞ
家族だけの問題ではない場合も…
子供が車酔いをするのは、自家用車以外でも考えられます。
学校での行事でバスに乗る機会があります。対応してくれる担当の先生が付いてくれる等、上手く対処してくれると思いますが、
どのような状況になるのか、また普段から心がけている対策が既にある場合は、それも伝えておくのが無難でしょう。
他所の家の車に乗せて貰う事もありますね。相手側も酔わせないようにと大変気を使うものです。
できれば、載せてもらう事自体を避けたいですね。
どうしても必要になる場合は、お世話になる相手側に、酔いやすい体質である旨を伝えておきましょう。
エチケット袋を用意しつつ、この場合も対策があれば、伝えておくことが必要だと思います。
自信が改善に繋がる!子供を安心させましょう。
子供は一度乗り物に酔ってしまうと、トラウマになりやすいものです。
私の娘も、数回酔ってしまった事で「自分は酔う体質なのだ」と思い込むようになってしまいました。出かける用事がある日は、
車に乗ることを考えただけで気分が悪くなる…と、乗る前から既に、酔ってしまうくらいでした。
しかし、いくつかの対策を考えて試した結果、酔わないで出かけられた!
という事が幾度か続き、今はほとんど、酔うことがなくなりました。自信が付いたのでしょう。
乗る前から「大丈夫?」「酔ったらすぐ言ってね」と言ったり、酔わないように、ああしよう、こうしよう等と、酔う心配をする姿を見せたり、
酔う前から注意するのは、プレッシャーになるので避けた方が良いと考えるようになりました。
まずは、子供を安心させることです。そして、経験を積んで慣れさせることで、乗り物酔いが少しずつ改善されること良いですね。
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