子供の父親を見る目が変わった!ポイントはちょっとした言葉かけ?
イクメンなどと言う言葉が流行してきましたね。
我が家は共稼ぎですので、お父さんに手伝ってもらわないと、家庭や育児が回らないことがしばしばあります。
息子は主人とは血がつながっていません。
だからこそ、こまめな軌道修正と関係修復は必要です。
お父さんの子供への関わり方、お父さんの腕の見せ所で「お父さん、スゲー」と思わせた、我が家のお父さんの頑張りと、私の言葉かけや配慮した点をお伝えしていきます。
行事には夫婦そろって参加する。
息子が4歳になったころに、父親になった主人です。今では近所でも有名な「イクメン」ですが、当初はどう接して良いか迷ったことも多かったようです。
私はとにかく学校行事やスポーツ少年団での当番など、「お父さんの出番」作り、息子と息子の環境に触れる機会を増やしました。
最初は嫌がっていた主人ですが、スポーツ少年団で他のお父さんたちとの触れ合いもあり、学校行事などには積極的に参加してくれるようになってきました。
子供の学校の様子を知ることで、家では見せない子供の姿を見たり、よその子供さんの様子を知ったりしたことで、良い部分も悪い部分も客観的に見ることができたようです。
また同じような境遇のお子さんを持つ他のお父さんと、子育ての悩みを話す機会を得たことで、安心するきっかけも作れたようです。
子供との日常に巻き込む。
スポーツ少年団では親子サッカーという大会がありました。
私たちの学年は夫婦の仲が良い家族が多く、全員夫婦と子供で参加することが多い学年で、非常にチームワークも良かったです。
サッカーの練習もみんなで行ったり、送迎や役決めなどもスムーズで、父親が参加することも多かったのですが、家庭では主人と一緒に走ったり、サッカーの練習をしたりしました。
また中学受験では主人は理系科目を担当して一緒に勉強したり、問題を作ったりして子供と一日に必ず接する機会や、一緒に子育てで悩んだり、時には叱ったりすることにより、主人はインターネットの育児サイトを見るようになり、受験や勉強方法について私にもアドバイスしてくれるようになってきました。
一番大きかったのは、小学6年生の時に近くの山(標高約2000m)に2人でハイキングに出かけたことです。
苦しいことを一緒に体験すると、乗り越えた後には大きな爽快感と連帯感が生まれます。ハイキングの後の二人は私がやきもちを焼きたくなるくらいに、よい雰囲気でした。
「お父さん、スゲー」と言わせる特技。
主人はパソコンいじりが好きで、パソコンを自作することが趣味です。パソコンの調子が悪くなったときに、マシーンをバラバラにして、また再度組み立てる姿を見た息子。
「父さん、スゲー。カッコイイ!」と見惚れていました。
正直勉強で注意されても嫌な顔しかせず、無理矢理サッカーの練習に連れて行っても不満顔をすることが多く、思春期を迎えるとぽそっと「お父さんと合わないことがある」とつぶやいていたことがあった息子でした。
主人に対して「スゲー」と思ったところから、プログラミングや工業系にも興味が出てきたようです。
お父さんを巻き込むけど、尊敬は忘れずに。
昨今、「父の威厳」という言葉は死語に近くなってきています。
とはいえ、やはり家長は「父親」です。いくら血がつながっていなくても、恐妻家であっても、「お父さんは偉い」という気持ちや姿勢を、母親である私が崩してしまっては、我が家のバランスは崩れてしまいます。
我が家では子供のことで大事なことは何でも「いったんお父さんと相談する」とか、子供にも「お父さんにも聞いてみて」と言って、お父さんの意見を中心に教育方針や家庭の方針を決めています。
「イクメンは一日でならず」です。日々の出来事にどんどんお父さんを巻き込んで、何か起きてもお母さんと子供だけの「対岸の火事」の状態にしないことが大事ですね。
時にはちょっと苦しくなるような出来事や、スポーツなどをお父さんと子供で体験したり、子供とお父さんだけしか知らない体験が絆を強くするように思うのです。
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