子供の運動神経を楽しく伸ばす遊び!最も効果的な4つを厳選紹介!
スポーツ選手に育てたいわけではなくとも、運動神経は頭の中で判断した結果を早く、正確に行動に移す能力という意味で、子供のこれからの人生にとってとっても重要なもの。
また丈夫な体を作る上で何歳になっても一生ついて回る運動が、いつまでも楽しめるように、ある程度の運動神経は身につけてあげたいものですね。
また最近は「腕や足の筋力が強い子は知能も高い」ということがたくさんの調査でわかってきました。脳の発達とも密接な関係にある運動能力を高めるためには、どのようなことに気をつけていけばよいのでしょう。
普段の何気ない生活や遊びの中でできる運動神経を伸ばす方法を、いくつかご紹介したいと思います。
幼児期こそ大切
幼児のうちは、筋肉を鍛えることで神経が育ちます。それは同時に脳の発達を促すことにもつながるので、
しっかり幼児期のうちに土台を作ってあげるのは親の役目。
体の発達具合でできることが少しずつ増えていく時期なので、焦らずできることから色々試してみましょう。
例1 反射神経を鍛える
親子、兄弟などで向かい合って座り、二人の間に例えばポケットティッシュや小さなおもちゃなどを置きます。そしてヨーイドン!で間に置いた物を取るゲームをするのです。
どっちが早いかな〜など声をかけて子供が先に取ったら「○○ちゃんの勝ち〜!すごいね!!」と盛大にほめてあげましょう。時々は大人が勝って、“先に取るぞ”と思わせることもポイントです。
走る、飛ぶができるようになったら
とにかく走りたがる子供。「危ないから走らないで」と静止するばかりではなく存分に活用しましょう!やりたいことを思いっきりやらせてもらえるということも重要です。
例2 脚力を付ける
人影の存在がわかるようになっているなら、影踏み遊びをしよう!公園など広く危険な物がない場所で、大人が鬼になって「影を踏むぞ〜」と言って後ろから近づいて鬼ごっこしましょう。
子供は大喜びで時には後ろを振り向きながら走るでしょう。この同時に二つのことをする(走る+振り向く)という作業、またつかまらないようにするという、運動しながら頭を使うということは、脳の発達を促します。
ボールを投げたり蹴ったりが上手になってきたら
ボールを投げる、蹴るという行動は腕力や脚力だけでなくコントロールすることが必要。イメージ通りに投げ、蹴るためには自分の体をコントロールする能力を鍛えなければなりません。
例3 コントロール力を鍛える
はじめのうちは投げる、蹴ることができるだけでもたっぷりほめてあげて、慣れてきたら次は段ボールなどを用意してそこへ投げ入れるように呼びかけてみましょう。年齢が上がっていっても同じです。
段ボールからゴミ箱へ、さらに壁に的を作ってそこへ当てる、など何歳になっても応用できます。
また、蹴るのも同様で相手のいるところへ向かって蹴る、次は空のペットボトルを立ててボールを蹴って倒したり、距離を伸ばしていく、最終的にはサッカーのように動きながら蹴るなど、ボールさえあれば色々な応用ができておすすめです。
何をするにも大切なバランス感覚、平衡感覚
運動をする上で非常に重要なバランス感覚。走るということにも体の軸がきちんと取れないと速く走ることもカーブを曲がりながら走ることもできません。
例4 バランス感覚を鍛える
2歳くらいになったら片足立ちで何秒たてるか競争してみましょう。また目をつぶって片足だちしてみたりしてフラフラしないようになるまで色々試してみましょう。
4歳くらいになったらケンケンパもとってもよい遊び!口で「ケンケンパ」と言いながらリズムよく飛ぶことが大切。年齢があがれば、ケンケンパの○をたくさん土などに書いて、お友達と両方向からスタートして出会ったら片足立ちのままでジャンケンして負けたらまたスタートから、なども楽しんでできますね。
ポイントは4つだけ
いくつか例をあげましたが、基本は
- 反射神経を鍛える
- 腕力、脚力をつける
- コントロール力をつける
- バランス感覚を付ける
この4つです。これらをまんべんなく鍛えることによって新しい動きを求められる遊びやスポーツに出会っても自分で脳に指令を出し、
イメージに沿って自分の体を動かす能力が上がること間違いなしです。
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