子供がイライラしている原因ワースト3!ついでに対処法も!
子供が突然イライラして、不機嫌になったり、怒ったりすることはよくありますよね。
特に外出先でイライラされると、イライラが伝染してきて大人までイライラして険悪な雰囲気になることはよくあるものです。
そんな子供がイライラしている原因を探ってみました。
低血糖になっている?
子供は大人より運動量も多く、よく動きます。そのため、食事と次の食事の間の時間が開いてしまうと血糖値が下がりやすくなります。
低血糖になると、思考が鈍くなったり、呼吸や動悸が早くなったり、攻撃的にもなりやすいです。
出かける先では、あめなどだけでなく、少しお腹にたまるおやつ(ちいさなおにぎりやバナナ)があると、不機嫌になっても対応できます。
疲れていない?体調は?
子供は急な発熱でぐずったり、体調をうまく言葉で表現できなかったりして、イライラすることも多いです。特に、年齢が小さいそうした傾向が如実に出やすいです。
夏場や、また冬でも暖房などで暑くなる時もありますよね。のどの渇きを感じた時には、すでに軽い脱水を起こしていると言われています。
そのため、のどが渇くと疲労も感じやすくなります。こまめな水分の補給や疲労がないか、休憩や仮眠を取らせるなどの処置が必要かもしれません。
理想の自分と現実とのギャップ
上記の二つは肉体的な原因からくるイライラですが、この二つでも原因が解明されない時に多いのは「やりたいけれど、上手にできない」「こんな風にしたい(頭の中にイメージがある)が、その通りにならない」という想いを伝えたくて、イライラしている時です。
年齢が上がって、言葉にだして自分のイメージや想いを伝えられるようになると解消されることも少なくありません。
ところが、このイライラは実は思春期にもやってきます。
「こんなこと言いたくないのに」「自分はこうしたいのに」という、気持ちが上手に伝えられず、大人になりきれない自分と子供である自分の自我との葛藤の狭間で、イライラしていることが多いのです。
こうした精神的なイライラの場合は、じっくりと話を聞くことが大切です。
年齢が幼い時は、大人も子供の目線に合わせて「どうしたの?」と聞いてみると、言葉でうまく伝えられなくても、目線の先にイライラの原因がある場合があります。
また、思春期になるとなかなか話をしてくれないと言うことがあるかもしれません。その場合は本人が話したくなるまで待つことが大切ですが、「いつでも話を聞くよ」という姿勢を親が示しておくことが大切です。
イライラは成長の証
疲れたり、お腹がすいたりしてもイライラするし、伝えたいことが伝えられない場合もイライラするのは、肉体的にも精神的にも人間として、子供が成長しようとしている証拠です。
身体が大きくなると同時に、心もどんどん発達していきます。
身体の栄養や休養は親でなくても、与えることはできるかもしれませんが、心の栄養は親でないと与えることができないと思います。
イライラは子供からのサインです。親はお腹を満たし、心を満たし、ほっこりできる存在でありたいものです。
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