小学生とライン問題!メリット・デメリットから使わせるか決めよう!
LINEが使われるようになってから、ずいぶん経ちます。
無料通話やグループチャット、可愛らしいスタンプの他にもたくさんのゲームアプリなどがあり、老若男女を問わず、一度その「便利さ」を知ったらなかなか手放せないでしょう。
「子どもがいる保護者」としてオススメの使い方
高学年の子どもを持つ私は、子どもと仲のいいお友達の保護者とグループを作ったり、習い事が同じ保護者のグループを作ったりしています。
グループを作らず、個人的にやり取りをする事も多々あります。そのあたりは、「使い分け」をしているつもりです。
グループを作るメリットは、学校の担任によって、行事毎の持ち物などの指示が漠然としている事があったり、子どもが言う宿題があやふやだったり…
という時に、同じクラスや同じ学年のママ友とグループができていると、誰かが返信してくれる点です。
学校でのトラブルについても、個々に聞くより一括して相談する事ができるので、忙しく働いている時間にメッセージを送っていても、時間ができた時に返信してもらえますよね。
働くママとしては、その点はとても助かっています。
添付ファイルや容量によってはメールの一括送信も使いますが、ちょっと聞きたい時などは、LINEはとても便利ですよね。
子どものお友達もLINE友達……
実は、子どものお友達も私のLINE友達に登録しています。低学年の頃、同じ役員をやった時に知り合ったママ友の子どもなのですが、同じく働くママ。
でも、彼女はフルタイムで働き、帰りが夜中になる事もあります。
一度、父親も帰りが遅い時があり、子どもが寂しくて泣きながら電話をしてきた事がありました。
その時はまだLINEなど無くて、子どもと一緒に迎えに行って、家で一緒にお留守番をして帰宅を待っていました。
そしてLINEが開発されて使えるようになってしばらくして、そのお友達がスマホを持つようになりました。
相手のママとも相談して、その子を私のLINEに登録する事にしたんです。
登録する意味は、「見守り」です
相手は高学年とはいえまだ子どもですから、たまにスタンプだけを送ってきたりする事もありますが、「実はね」とママに内緒の相談を受けたりもします。
もちろん、受けた相談は、「聞いた事をママから子どもには言わない」という約束のもと、相手のママに伝えています。
普段見えない子どもの事を心配しない親は、まずいないと思います。
親以外による「見守り」という使い方ができるのも、大人ならではのLINEの使い方ではないでしょうか?
子どもはどう使ってる?
先日、別のお友達親子と一緒に遊びに出かけた時、相手の子どもがスマホをいじっている姿がとても気になりました。
私はまだ、子どもにスマホを持たせていません。連絡が取れて、連絡が取れない時にどこにいるかわかれば十分なので、卒業だというのにいまだに「キッズケータイ」です。
だからこそ、スマホをずっといじっている姿に違和感を感じたのかもしれませんが、何をしているのか聞いてみたところ、LINEでした。
「今目の前にいて遊んでいるのに、LINEで目の前にいないお友達と話をしている。」とても不思議な事ですよね。
途中から遊びに夢中になったのでスマホをいじる事は無くなりましたが、一緒にいてLINEをしている間無言だった時には、いい気分ではなかったのが正直な気持ちです。
後日、
「あの日、LINEをやらないまま帰ったら、120件以上メッセージが来てたんだ」
と聞きました。
それほどのやり取りというのも、大人にはない現象だと思います。
子ども、特に小学生はまだ、楽しい物や興味がある物に惹かれると、なかなか目を背けたり辞めたりすることができません。
スマホを持っていない子どももたくさんいますが、その中でスマホを持っている事が自慢になり、LINEでやり取りをできる事が自慢のように話してくる事さえあります。
会話の内容は話してくれませんが、スタンプだけで会話をしていたりするのを見せてもらった時には驚きました。
必要性を見極めるのは、保護者の仕事
大人と子どものLINEの使い方が違う以上、与える前に「本当に必要なのか?」「ダメな時に親として辞めさせる事ができるか?」を考えてあげて欲しいと思います。
大人には便利なものでも、子どもには「辞め時が分からなくて夜中まで続けてしまう」という時もあります。
スマホを持ち始める高学年になると、反抗期も入ってきてなかなか親の注意を聞かなくなってきます。
スマホを欲しがるのは、「ゲームがやりたい」「LINEをしたい」という理由がほとんどでしょう。
LINEと上手く付き合えるかどうかは、試してみないと分からないのは確かです。
でも、与えてしまってから「やっぱりダメ」は、なかなかできません。
便利なツールは使い方次第で面倒にもなる事を話したうえで、LINEをさせるかさせないか、保護者として判断してあげましょう。
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